クライアントが名前付きツールを検出する必要があるなら MCP が使えます。エージェントが範囲を絞ったコマンドを実行でき、スクリプトで再利用したいなら CLI が候補です。コンテキスト量は、実際に行うタスクで測ります。今回、同じモデルと Tabbit ブラウザーで同じ読み取りを行い、2組の試験で総入力の差が逆転しました。
インターフェースを変えると何が変わるか
MCP はツールの名前とスキーマを見つけ、呼び出し、結果を返すためのプロトコルです。ツールの処理はページ移動やスナップショットの取得から、一連の作業まで設計できます。CLI はシェルからコマンドと引数を実行します。短い状態、ファイル、長い本文のいずれも返せます。モデルに入る量は、クライアントが何を渡すかで決まります。MCP のツール仕様
Microsoft は Playwright MCP と Playwright CLI の両方を公開しています。既定値から一般化する前に設定と実際の出力を確認します。Playwright のブラウザー自動化では基礎となる操作を説明しています。
| 確認項目 | MCP | CLI |
|---|---|---|
| 操作の見つけ方 | クライアントがツールを列挙し、見せる定義を選ぶ | ヘルプ、スキル、指定されたコマンドを使う |
| 実行の確認 | ツール応答と画面を照合する | コマンドの記録、出力、画面を照合する |
| ブラウザーの状態 | サーバーが選んだコンテキストにある | コマンドが選んだプロファイルやセッションにある |
| 入力が増える要因 | ツール説明や繰り返し返る大きな観測結果 | 詳細な標準出力、長い手順、読み込むファイル |
同じページで読み取りを比較
Codex CLI 0.166.0、指定モデル gpt-6.1-sol、Tabbit CLI 1.22.6.0 を使用しました。ローカルページの見出しと識別子2件を返すタスクです。識別子は実行時に生成し、同じ組では同じ値、次の組では新しい値を使いました。
CLI 側は許可したシェルコマンドを実行しました。MCP 側はローカル stdio サーバーに読み取り専用ツールを1個登録しました。そのツールは同じコマンドを呼び、同じ Tabbit ランチャーとセレクターでページを読みます。2組目では順序を逆にし、毎回新規会話を使いました。ツールを指定する文はインターフェースに合わせ、使用量と総時間を記録しました。アカウント、送信、ダウンロードは使っていません。

4回とも想定したツールを1回呼び、実行記録と最終応答がページに一致しました。MCP は初期化、ツールの列挙、呼び出しを記録しました。CLI はコマンドと標準出力を記録しました。同じ読み取りを2つのインターフェースで比較した結果です。別のシナリオは Tabbit CLI ベンチマークで扱っています。
トークン計測の結果
| 組と方式 | 総入力 | キャッシュ済み | 未キャッシュ | 出力 | 秒 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 · CLI | 49,830 | 24,576 | 25,254 | 61 | 11.55 |
| 1 · MCP | 75,305 | 62,208 | 13,097 | 83 | 12.97 |
| 2 · MCP | 50,085 | 37,376 | 12,709 | 70 | 15.32 |
| 2 · CLI | 50,095 | 37,376 | 12,719 | 57 | 10.79 |
総入力にはキャッシュ済み入力が含まれます。ここでは差を未キャッシュ入力として扱います。1組目では MCP の総入力が25,475多く、未キャッシュ入力は12,157少なくなりました。2組目では総入力と未キャッシュ入力がともに10だけ逆方向にずれました。CLI は両組で先に終わりました。所要時間には起動、推論、ブラウザー操作が含まれます。
ツールは1個で、出力も短い試験です。長い一覧、繰り返す全体スナップショット、多量の標準出力があれば結果は変わります。2組から全ツールの順位や費用は求められません。Reddit の別の比較でも、クライアントと接続によって結果が変わっています。別の開発者はスナップショットと型付き操作を比較しています。Codex の比較報告 · スナップショットの比較
クライアント、権限、確認方法で選ぶ
シェルを使えるエージェント。 入力と結果を検証できる限定コマンドを用意します。Codex と Tabbit CLIとブラウザー CLI の使い方を参照できます。
ツール検出を使うクライアント。 必要な操作だけを登録して読み取りを確認します。Codex と Playwright MCPで確認手順を紹介しています。
ログイン済みのサイト。 先に許可されたプロファイルを選び、データを変更しない読み取りを試します。既存のブラウザーへの接続と Claude Code のブラウザー権限も参照してください。
再試験では実行記録と確認可能な結果を残します。モデル、タスク、ブラウザー状態、成功条件を固定し、順番を交互にして、失敗と使用量を分けて記録します。最初は手動で確認できるページを使います。Tabbit をダウンロード
よくある質問
ブラウザー MCP と CLI の違いは?
MCP は名前付きツールを検出し、プロトコルで呼び出します。CLI はローカルコマンドを実行します。どちらも同じブラウザーを利用できます。
CLI は常にトークンが少ないですか?
クライアント、ツール定義、出力、手順、キャッシュによります。今回の2組では総入力の差が逆転しました。
ターミナルを使えるエージェントに MCP は必要ですか?
適切な権限で範囲を限定したコマンドを実行できれば CLI で進められます。ツール検出や構造化された呼び出しが必要なら MCP が使えます。
ログイン状態はどちらも引き継ぎますか?
ブラウザー、プロファイル、セッション設定によります。実際のページと権限を個別に確認します。
公平に比較するには何を測りますか?
モデル、クライアント、ブラウザー、ページ、成功条件をそろえます。呼び出し、キャッシュ、入出力、時間、実際の結果を記録します。