ブラウザーエージェントには、主張を一つずつ分け、元のページ、読んだ箇所、判定を表にしてもらいます。これなら、報告書の一文から根拠に戻って確認できます。公開資料を使った例では、HTTP 418 について二つの公式資料が異なる表現を使っています。資料の年代と役割を見れば、その違いを説明できます。
確認できる問いに絞る
調べたのは、現行のステータスコード登録表で 418 がどう扱われているか、ティーポットという表現はどこにあるかの二点です。2026 年 11 月 6 日に Tabbit で登録表と二つの RFC を開き、執筆者が各判定を確認しました。人が範囲を決めたブラウザー調査です。エージェントに自律実行を任せる場合も、同じ範囲を渡し、未確認の行を先に返すよう指示できます。
最初の一行で、対象日と一次資料の条件を決めます。「HTTP 418 を説明する」よりも「登録表の現在の表記と歴史的な表現を探す」ほうが確認しやすくなります。少数の一次資料から始め、必要なときに範囲を広げます。ディープリサーチの用途を参考に問いを決め、初回タスクのチェックリストで対象ページと操作を限定できます。
主張から原文へ戻る

| 確認する主張 | 一次資料と場所 | 判定 |
|---|---|---|
| C1 現行の登録表で 418 は未使用と表示される。 | IANA の 418 行。RFC 9110 §15.5.19 へのリンクがある。 | 支持。IANA の登録表で確認。 |
| C2 RFC 2324 にティーポットの表現がある。 | 1998 年 4 月、RFC 2324 §2.3.2。 | 支持。情報提供を目的とする RFC の歴史的な記述。 |
| C3 現行の仕様では 418 の名称は「私はティーポット」です。 | 2022 年 6 月、RFC 9110 §15.5.19。 | 反証。見出しは「(Unused)」で、本文に予約の理由がある。 |
| C4 提示された RFC で別のサーバー動作を確認できる。 | 対照用に入れた無効な RFC Editor URL。 | 未確認。Tabbit で HTTP 404 を確認。 |
例の CSVには、無効リンクを含む四つの主張の URL と確認結果を記録しました。IANA の登録表は RFC 9110 を参照しているため、同じ根拠のつながりです。RFC 2324 は歴史について答えています。あるサーバーが 418 を返すことを示すには、その実装についての別の証拠が必要です。
重要な文の引用先を開き、リダイレクト後の URL と該当箇所を確認します。短い抜粋や言い換えでも、原文の条件は残します。原文が「一部の実装」を指していれば、結論もその範囲に限ります。現在の扱いと歴史的な由来を一文で述べるなら、表では二つに分けます。ブラウザー CLI の手順で表示文を取得でき、MCP と CLI の比較で観察結果の渡し方を確認できます。
未確認と食い違いも残す
| 判定 | 行の扱い |
|---|---|
| 支持 | 資料が対象とする範囲で引用する。 |
| 反証 | 報告を書く前に主張を修正する。 |
| 一部支持 | 主張を分け、根拠がある部分を残す。 |
| 未確認 | アクセス失敗や不足している根拠を記録する。 |
判定は支持、反証、一部支持、未確認に分けます。404 はアクセスの結果です。主張を裏付けるには、別の証拠が必要です。ログイン画面が出た場合は表示されたタイトルを保存し、本文は未読と記録します。他の資料が見つかるまで、報告の結論から外します。制限のあるページはブラウザー権限のガイドを確認してから扱います。
資料の記述が異なる場合は、日付、定義、対象を確認します。この例では現行の扱いと過去の表現が別々の問いに答えています。解決できなければ両方を残し、何があれば確認できるかを書きます。変わりうる情報には確認日を付け、再利用するときは一次資料を開き直します。
指示文は「先に出典表を返してください。主張ごとに URL、節または行、原文の箇所、確認日、判定を記録してください。アクセス失敗も残し、根拠のある行から結論を書き、推論は明記してください」とできます。支持した行を抜き取りで、未解決の行はすべて確認します。ブラウザー自動化とウェブ調査の進め方も参照できます。Tabbitで同じ例を再現できます。
一次資料:IANA の HTTP ステータスコード登録表、RFC 9110 §15.5.19、RFC 2324 §2.3.2。
よくある質問
出典表には何を記録しますか?
主張の ID、アクセスした URL と最終 URL、原文の場所、短い抜粋か要約、確認日、判定と理由を記録します。
リンクが開けば引用は正しいですか?
同じテーマでも、対象、時期、結論が異なる場合があります。原文がその主張を支えているか確認します。
出典が開かないときはどうしますか?
試した URL、分かる範囲の遷移先、確認日、応答、対応する主張を記録します。適切な代替資料が見つかるまで未確認にします。
出典の記述が食い違う場合は?
日付、対象範囲、発行元、定義を比べます。両方を表に残し、違いを説明できたかを書きます。
毎回原文を引用する必要がありますか?
短い抜粋か正確な言い換えに、参照箇所を添えれば十分です。資料の記述と自分の判定を分けます。