3つのブラウザ · 1つの選択

Rill BrowserとChrome、そしてTabbitを比較

RillはMacのブラウザを既存のコーディングエージェントにつなぎます。Chromeは普段の閲覧環境にGeminiを追加。TabbitはMacとWindowsのブラウザ内でモデルとAgentを使えます。

仕事の開始地点と、今使っている端末・アカウントから考えましょう。

それぞれの出発点

Rill のホーム画面。左側のタブ、タブのグループ、プロジェクトの進捗が見える。
Rill のホーム画面。左側のタブ、タブのグループ、プロジェクトの進捗が見える。
GoogleサービスのショートカットがあるChromeの新しいタブ
Chrome:慣れた新規タブとGoogleサービス。Geminiの画面ではありません。
記事とAI要約を右側に表示したTabbitブラウザ
Tabbit:開いているページについてブラウザ内で質問。

まず結論

01 / RILL

AppleシリコンMacでClaude CodeかCodex CLIを普段から使うならRill。

02 / CHROME

拡張機能、同期、Googleサービスが日常の中心ならChromeを継続。

03 / TABBIT

CLIの準備なしでMacやWindows上の調査やWeb作業にAIを使うならTabbitを試す。

乗り換え前に条件を比較

公開されている機能と提供条件です。速度やタスク成功率の実測ではありません。

比較項目Rill browserGoogle ChromeTabbit Browser
AIの入り口ページや選択部分を既存のClaude Code/Codex CLIとローカルプロジェクトへ渡す。Geminiがタブについて回答。利用条件を満たせばAuto BrowseでWeb作業も可能。ブラウザ内のモデル、ページ情報、Agent、Skillsを利用。
デスクトップOS現行の案内ではAppleシリコンのmacOS 14以降。Mac、Windows、Linuxに対応。モバイル版もある。Appleシリコン/IntelのmacOS 12以降、Windows 10以降。
アカウント条件AIには対応版のClaude CodeかCodex CLIのインストールとログインが必要。Geminiには対象地域の適格なログイン済みアカウントが必要。TabbitアカウントとAIプランを使用。コーディングCLIは不要。
Webタスクの利用既存CLIアカウントとその利用枠を使用。Auto Browseは現在、米国のGoogle AI Pro/Ultra会員に限定。AgentはTabbit内で動作し、利用枠はプランに従う。
拡張機能とパスキーChrome拡張機能への対応は未確認。Rillはパスキー未対応と説明。Chromeウェブストアの拡張機能とパスキーを利用できる。移行時に必要な拡張機能とログイン方法を個別に確認。
既存データChromeからのインポートを案内。必要な項目は確認が必要。現在のプロフィール、ブックマーク、同期を継続。Chromeのブックマークと履歴をインポートできる。結果を確認。
ブラウザ料金無料ベータ。AIは既存CLIアカウントの利用枠を消費。ブラウザは無料。一部AIタスクには有料プランが必要。ブラウザは無料。AI利用枠と任意の有料プランは契約に依存。

2026年10月9日確認。地域、アカウント、バージョンにより条件が変わります。

向いている作業の違い

RILL

Rill:ページからコーディング案件へ

読んでいるページをClaude CodeやCodex経由でローカルプロジェクトへ渡すのが特徴です。AIによるタブ整理やプロジェクト履歴も案内しています。すでにCLI中心なら使い道が明確です。

CHROME

Chrome:普段の環境を維持

豊富な拡張機能、アカウント同期、Googleツール、モバイル連携が強みです。Geminiはタブに関する質問に対応し、Auto Browseも公式に掲載されていますが、現在は米国の対象会員向けです。

TABBIT

Tabbit:ページの横でAIを使う

ページ情報、モデル選択、再利用できるSkills、Web作業用Agentを一つにまとめます。画像はGoogle Sheetsでの実行手順の例で、3製品の比較実験ではありません。

Rill で論文のページと指示をローカルの lake-temps プロジェクトに送る画面。
Rill で論文のページと指示をローカルの lake-temps プロジェクトに送る画面。
開いているタブをテーマ別にまとめ、各ページを表示する Rill。
開いているタブをテーマ別にまとめ、各ページを表示する Rill。
Google Sheetsの横にタスクと実行手順を表示するTabbit Agent
Tabbit Agentの例:表計算タスクの手順を確認できます。

既定のブラウザを変える前に

普段の作業で次の3点を確かめましょう。

  1. 01

    必須ツールを洗い出す

    拡張機能、パスワード管理、パスキー、よく使うサイトへのログインを確認。

  2. 02

    実際のAI経路を試す

    RillはCLIと案件の割り当て、ChromeはGemini/Auto Browseの資格、TabbitはページかAgentのタスクを確認。

  3. 03

    取り込んだデータを照合

    ブックマークと履歴を比べ、日常サイトが使えるまでChromeを残す。

乗り換え前の疑問

RillはWindowsのChromeの代わりになりますか?

現時点でRillのWindows版は案内されていません。AppleシリコンMacとmacOS 14以降が必要です。ChromeとTabbitにはWindows版があります。

ChromeにもAIエージェントはありますか?

GoogleはGemini in ChromeとAuto Browseを掲載しています。後者は現在米国のGoogle AI Pro/Ultra会員限定で、Geminiにも地域・アカウント条件があります。

RillでChrome拡張機能とパスキーは使えますか?

確認した資料ではChrome拡張機能の対応は発表されていません。Rillのプライバシー説明はパスキー未対応としています。必須のログイン方法を先に試してください。

コーディング案件にはどれが合いますか?

Rillはページを既存のClaude Code/Codexローカルプロジェクトへ送る設計です。TabbitにもAgentがありますが、同一の開発タスクでは比較していません。

ブラウザ内でAIにWeb作業を任せたいですか?

MacまたはWindowsでTabbitを試し、自分の実際の作業で判断してください。

出典と検証範囲

公開情報は2026年10月9日に確認。画像には製品名を明記しています。3製品の性能比較は行っていません。

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